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来世はきっとたれぱんだ

審神者、徳川美術館へ行く。

徳川美術館にいってきました。
刀剣乱舞が好きな審神者目線でお送ります。
体調が悪かろうがこの先死んでもこんな機会に巡り会えるか分からないので、何がなんでも行くっきゃない。

〜6月2日までです。
是が非でも迷ったら行ってください。
少し休憩をはさみ、所要時間は2時間半程度でした。


最寄りのJR大曽根駅から、徒歩10〜15分くらいです。
方向音痴なのも相まって、隣接されている徳川園の方まで回ってしまいました。
さっぱり分からん。

入場券を購入し、入館すると少し長めの列が。
最前列で刀を見たい人の列でした。
軽く中を見てからやっぱり近くで見たい…と、結局並ぶ。


▼山姥切長義
審神者的にも博物館的にも、今回目玉だったのではないでしょうか。
実装されてから話題の尽きない彼、本作長義。
思ったより刀身の幅が広く、ずっしりとした印象でした。
あー…あの凛然たる佇まいはここから…あー…。(語彙力の欠如)

後ろがつかえているので、あまりじっくりは見れませんでしたが、平日の朝11時頃では10 分待ったくらいでしょうか。
京都国立博物館 京のかたな展のときの人混みに比べれば、全然空いていました。



▼茶室
和フェチなので茶室再現のフロアは、テンション上がりました。
なんだかいい匂いがする。
こんなとこで歌仙さんはお茶を点てているのかな…ふふふ…。



▼南泉一文字
個人的には一番インパクトがありました。
キャラクターに特別思い入れがあった訳ではないのですが、刃紋と拵の豪華絢爛たるや…完全なツボでした。
刃紋が踊るような…風に揺らめくような波打つ派手さが、アーーーーなるほど南泉一文字…ッという印象。

あの派手さ…、なるほど。
太刀姿が眩しい、かっこいい。

きみが好きだ。
刀から南泉一文字というキャラクターに愛着が湧くという逆転現象。
こういう瞬間の高揚って癖になります。
刀剣乱舞と巡りあわせてくれて、ありがとうありがとう。

最初に心鷲掴みされてから、4回は戻って見ました。
この空間から出てしまったら次に会えるのはいつなのか…もっかい見よ…の繰り返し。

熱心にメモしてらっしゃる女性も何人か見かけました。
メモ持っていけばよかった。
解説文も最高だったんです。



▼鯰尾藤四郎
南泉一文字の裏側に静かにいらっしゃった。
長巻から磨り上げなだけあり、しっかりとした刀身。
過去なんて振り返ってやりませんよ!という、力強さを感じました。
鯰の尾に似てるから…という名前の由来ですが、そういうの聞くと昔の人の感性って豊かだったんだなとしみじみ思います。

カフェ前の壁に、鯰尾くん特集されてました。
徳美さん分かってらっしゃる。
逸話的にも取っ付きやすくていいですよね、鯰尾くん。
それがキャラクターにも滲み出てます。



▼後藤藤四郎
粟田口吉光の短刀、いわゆる反りのない直刃が大好物な私です。
しかしながら、後藤くんは吉光の中でもレアな刃紋。
彼は直刃じゃないのかー、何となく納得。

言われてみれば兄弟の中ではかなり派手めな風貌が、そんな気配を感じさせます。
でも中身はすごく真っ直ぐな彼…間違いなく藤四郎。
懐刀…守られたい。



▼金象嵌銘 近景
印象に残った刀。
象嵌銘(きんぞうがんめい)…後世の鑑定家が無銘の刀剣に金象嵌で刀工名を入れること。(日本刀の用語集 日本アンティックギャラリー様より)

だそうです。荘厳でかっこよかったです。
元々無銘だったんだなぁとたった今知りました。
またひとつ勉強になりました。

 





さて、ここで最後に…

物吉貞宗、見逃しました。

見忘れたのか、気付かなかったのか…。
いくつか貞宗を見た記憶はあるんです…ああ…。
皆さまはどうぞお気を付けください。

公開終了間近なので、このレポだけ先に上げておきます。
カフェのことは気が向けばまたゆっくり。

設置してあったスタンプが可愛かった。
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【追記】
聚楽第行幸に関する書物
打ち傷のある刀
南泉斬猫
刀剣乱舞好きな方はテンション上がると思います。


公開期間を延ばしてくださった徳川美術館さん、ありがとうございました。
南泉一文字のグッズを手に帰宅。


審神者やってて良かったです。